2010年04月22日

限度額撤廃規定、盛り込まず=郵政改革法案で政府方針(時事通信)

 政府は20日、策定中の郵政改革法案で、現行の郵政民営化法に用意されている郵便貯金と簡易生命保険の利用限度額の撤廃を可能とする規定を、盛り込まない方向で最終調整に入った。先月末の限度額引き上げ方針発表に伴って高まった民業圧迫批判に配慮した。
 現行法では、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の完全民営化前でも、他の金融機関との適切な競争関係を阻害しないと判断される場合は、限度額を撤廃できる。今回の法案でも経営の自由度を確保するため、同様の規定を盛り込む方向で検討を進めていた。
 しかし、亀井静香金融・郵政改革担当相らが限度額引き上げ方針を発表した際、閣僚も含めて民業圧迫への懸念が相次いだことを勘案し、撤廃規定は見送るのが適当と判断した。 

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2010年04月20日

<八ッ場ダム>推進派現職が無投票当選…群馬・長野原町長選(毎日新聞)

 八ッ場(やんば)ダムの建設中止問題で揺れる群馬県長野原町で13日、任期満了に伴う町長選が告示された。立候補を届け出たのはダム推進派で現職の高山欣也氏(66)=無所属=だけで、無投票再選が決まった。ダム中止を掲げる民主党は対抗馬を立てず、夏の参院選の公認候補が高山氏の「必勝」を祈願する迷走ぶり。ただ、これを機にこう着したダム問題を解決に導きたいとの狙いもうかがえる。これまでと矛盾する民主党の動きに批判もあるが「地元の方を向き始めた」と歓迎する住民もいる。【奥山はるな】

 ◇民主、戦いを回避

 午前10時、高山氏の選挙事務所で始まった出陣式。参院選に民主党公認で立候補する現職の富岡由紀夫・同党群馬県連会長から1本の電報が届いていた。

 <最後の最後まで必勝にむけてご健闘されますよう心よりお祈り申し上げます>

 民主党県連は昨年12月、ダムが完成すれば湖の両岸を結ぶ「湖面1号橋」の建設中止を国土交通省に要望し、高山氏と全面対決したばかり。結局、前原誠司国交相が水没予定地区住民へのアンケートに基づき1号橋の建設継続を決めたが、両者の溝が埋まったとは言いがたい。電報の内容を知った高山氏の選対幹部は「手のひらを返したような対応だ」と失笑を漏らした。

 参院選群馬選挙区は激戦が予想される。今回、定数が2から1に削減され、富岡氏と自民党の中曽根弘文前外相の両現職が議席を争う構図になりそうだ。地元では富岡氏の行動を「票目当てでは」と批判する声もあるが、再選を決めた高山氏は事務所を訪れた富岡氏と握手を交わすと「針のむしろの中をあえて来てくれた」とたたえた。高山氏の選対委員長を務めた地元の温泉旅館組合の樋田省三組合長も富岡氏に歩み寄って名刺を交換。「今後もしっかりと話し合いたい」と伝えた。ダム推進派と反対派の間では、これまで見られなかった光景だった。

    ×

 町内では中央政党とは別に、立候補を模索する動きもあった。前回の町長選で、高山氏と一騎打ちの末に敗れた福嶋誠氏(58)は「ダムがなくても、希望のある町づくりはできる」をスローガンに出馬を検討。政策をPRするチラシまで印刷していた。

 3月中旬、福嶋氏は立候補に向けたあいさつをするため町長室を訪ねた。福嶋氏によると、この訪問を機に高山氏と計数回・10時間以上にわたって町の将来について話し合ったという。結局出馬を取りやめた福嶋氏は「ダム問題を『自分の手で決着したい』という高山氏の思いが理解できた」という。

 民主党の迷走や地元の話し合いの末にたどりついた無投票再選。その選択を支持する声はダム推進派だけでなく、中止派からも上がっている。

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2010年04月16日

厚労省室長、停職処分 「地方へ」うそ人事で部下から100万円(産経新聞)

 厚生労働省は13日、うその人事情報を部下に伝えて現金100万円を受けとったとして、統計企画調整室長(56)を停職3カ月の懲戒処分にした。室長は返金し、同日、退職願を提出したという。

 厚労省によると、室長は3月16日、統計情報部内の職員に「4月1日付で地方異動の可能性があるぞ」と架空の人事情報を持ち掛け、現金で異動を回避できると打診。職員はそれを信じ翌17日、室長に100万円を手渡した。

 職員は、異動は発令されなかったが今月7日、不審に思って同期職員や幹部に相談。幹部が室長に話を聞いたところ、虚偽の人事情報で現金をだましとったことを認めた。室長は全額を返した。室長と職員は統計情報部に所属。旧知の仲だったという。

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